初夏花々みずみずしく 米子 新りんどう会日本画展

 日本画サークル「新りんどう会」の第8回日本画作品展が、米子市両三柳のコミュティプラザ百花堂で開かれている。四季折々の草花などを描いた約35点が並び、来場者の目を楽しませている。29日まで。

 同会は琴浦町出身の日本画家・故渡辺正子さんに師事した寺岡政子さん=同市=が主宰。約20年前からほぼ隔年で展示会を開き、今回は寺岡さんを含む会員5人がえりすぐりの作品を出展した。

 作品は日本画特有の顔彩で描かれており、寺岡さんは見頃となった白ボタンのふくよかな花姿や、秋の情緒が漂うススキとキキョウの組み合わせなど、季節感あふれる作品の数々を紹介。会員は水辺に映えるハナショウブやスイレンのほか、アサガオなど初夏の花々をみずみずしく描き、会場内に涼を呼んでいる。

 寺岡さんは「日本画の美しさや、描かれた草花たちの優しい姿を楽しんでいただきたい」と話した。午前10時~午後6時(最終日は同4時)。

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