車両火災の対処法確認 中部消防局 危険物安全週間で訓練

 危険物安全週間(2~8日)に合わせて鳥取中部ふるさと広域連合消防局は6日、倉吉市大正町2丁目の湊屋石油セルフ大正町サービスステーション(SS)で危険物による火災を想定した訓練を行った。従業員や管内の消防署員ら約20人が参加し、緊急時の対処法を確認した。

 訓練は、給油中に静電気による火花がガソリンに引火し、車両火災が発生した想定で実施。従業員が初期消火を試みるも失敗したとして119番通報し、駆け付けた署員が泡消火薬剤を使って消火に当たった。

 通報した同SSの従業員、河本寿幸さんは「安全を確保するため、しっかりと初期消火に努めたい」と話した。倉吉消防署警防係の松原純主任は「危険物を取り扱う際は静電気除去シートを使うなどし、適切に取り扱ってほしい」と呼びかけた。(田中羽翼)

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事