楽しみながら一緒に宿題 鹿野、小鷲河地区公民館

 鳥取市鹿野町小別所の小鷲河地区公民館で「夏休み子ども塾」が行われ、町内や実家に帰省した小学生8人が夏休みの宿題を持ち寄って地域の先生と宿題に取り組んだ。

 地区公民館に出かけて楽しみながら宿題を片付けてもらいたいと企画。おやつタイムや遊びの時間も盛り込んだ。

 子どもたちは、町内在住で元教諭の長谷川誠一さんに指導を受けながら、学校から持ち帰ったプリントやドリル、自学などに取り組んだ。

 鹿野学園2年の中尾磨怜さんは「算数の長さの問題が難しかったけど頑張った」と話し、大阪府吹田市から母親の実家に帰省している小学2年の野間あい莉さんは「学校の宿題や公文の宿題を持って来た。楽しくできた」と笑顔を見せた。

 宿題の合間には、公民館職員から熱々のポップコーンや手作りのシソジュースが振る舞われたほか、大人から子どもまで簡単に楽しめるゲーム「モルック」を教わり盛り上がった。

 指導した長谷川さんは「地域の目で子どもたちを見守る大切な活動。上級生が下級生に教える姿がほほ笑ましかった」と話した。

 (鹿野通信部・池本智美部長)

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