実験や謎解き科学に親しむ 化学反応、子どもら歓声 以命亭で教室

 子どもたちに楽しく科学に親しんでもらう「大自然の科学教室」が15日、浜坂先人記念館・以命亭で開かれた。参加者らは科学実験などを通して、科学への理解を深めた。

 新温泉町を拠点に子ども向けの自然体験活動に取り組む団体「ブンダバー」が企画。午前と午後の2度に分けて行われ、このうち午前の部には親子連れら37人が参加した。

 液体の化学反応を観察する実験では、講師の鳥取大学農学部大学院の河合弘太さん(24)が、ヨウ素溶液が入ったコップに、還元剤を注ぎ込むと、赤茶色だった液体が薄く。注意深く見守っていた子どもたちは色が変わった瞬間「変わった、変わった」などと歓声を上げた。

 また、施設内に隠された宝物を見つけだす謎解きゲームでは、磁力を帯びた特殊な板に砂鉄をまいて文字を浮かび上がらせたりして、宝物の場所を示すヒントを探した。

 親子2人で参加した豊岡市の平田とほさん(6)は「磁石の謎が面白かった。また参加したい」と話していた。

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