石垣島に残る巨石の謎を追った郷土史家の著書「明和大津波」が天皇陛下の目に留まった訳は

  •  故牧野清さんの写真と、著書「八重山の明和大津波」=2023年6月
  •  明和の大津波によって運ばれたとされる「津波石」=2023年6月、沖縄県石垣市
  •  鈴木菊男東宮大夫から故牧野清さんに宛てた手紙(石垣市立図書館所蔵)=2023年6月
  •  故牧野清さんの写真を手にする長男の光博さん=2023年6月、沖縄県石垣市

 天皇陛下は一人の郷土史家に光を当てられたことがある。

 江戸時代に沖縄・先島諸島を襲った「明和の大津波」を、丹念なフィールドワークで調べ上げた沖縄県石垣市の故牧野清さん(1910~2000年)だ。

 過...

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