政治参加第一歩 投票を摸擬体験 倉吉西高で出前講座

 倉吉市の倉吉西高で20日、政治参加の重要性について学ぶ主権者教育の出前講座が開かれた。3年生約120人が選挙の意義や投票率の現状を学んだほか、模擬投票も体験して実際の投票手順を確認した。

 出前講座は、主権者としてのあり方を考えるきっかけにしてもらおうと、県選挙管理委員会や県明るい選挙推進協議会などが中高生を対象に毎年実施している。

 この日の講座では、県選管事務局の三谷侑生係長が、若年層の投票率が低下傾向にあることや、18歳から選挙に行く意義を説明。選挙はよりよい暮らしの実現への第一歩だとし、「自分の身の回りのこととして考え、政治参加につなげてほしい」と呼びかけた。

 その後、生徒らは実際の選挙で使用する記載台や投票箱で模擬投票に挑戦。受け付けから投票まで一連の流れを体験し、選挙に対する関心を深めた。岡村優那さん(17)は「住みやすい世の中にするため、これからは選挙に行こうと思った」と話した。

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