相撲、綱引き白熱 宝木で恒例の「菖蒲綱」

 毎年恒例の「宝木の菖蒲(しょうぶ)綱」が鳥取市気高町宝木で行われた。宝木菖蒲綱保存会がショウブやカヤ、ヨモギを束ねて作った大綱を、新町と古町に分かれた子どもたちが早朝から担ぎ、各町の応援歌を大きな声で歌いながら家々を清めて回った。

 午後からは2町の境界となる路上で綱引きを行い、最後に近くの公園のグリーンバンクで相撲を取った。子どもたちが白熱した好勝負を繰り広げ、多くの地域住民や観客を楽しませた。

 同保存会の会長を務める初田裕正さんは「今年もたくさんの人の協力で春の恒例の行事ができた。参加する子どもが少なくなったが、みんなで知恵を出し合って残していきたい」と話した。

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