「0.1秒でも早く」 ロープブリッジ救出競う 消防救助県選考会

 湯梨浜消防署で25日、「中国地区消防救助技術指導会」の鳥取県選考会(ロープブリッジ救出の部)が開かれた。県内の各消防局から選抜された6チーム計24人が出場し、日頃の練習の成果を競い合った。

 選考会は、救助活動に必要な技術の向上を目的に毎年実施。上位入賞した2チームは、7月17日に岡山県で開かれる中国地区大会への出場権を獲得する。

 この日行われた「ロープブリッジ救出」では、隊員らが4人一組になり、水平に張られたロープを使って対面する塔の上に進入し、要救助者を救出ロープにつり下げてけん引した。

 会場には多くの関係者が駆けつけ、懸命に取り組む隊員らに声援を送った。優勝した鳥取消防署吉方出張所の亀谷渉さん(24)は「0・1秒でも削ろうと、たくさん練習した。中国大会を通過点とし、全国で1番を目指せるように訓練したい」と意気込みを語った。

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