日本語で「私の夢」弁論 モンゴルの子どもたち来県 通学体験やホームステイ

 鳥取県と友好交流するモンゴル中央県の日本語学級で学ぶ子どもたちが13~25日に鳥取県内に滞在し、通学体験やホームステイ、各地での交流事業などに参加した。16日にはモンゴルで日本語を学ぶ子どもたちによる日本語弁論大会が倉吉市内で開かれ、ダワーニャム・エンフルーンさん(15)が最優秀賞に選ばれた。

 鳥取県モンゴル中央県親善協会(内田博長会長)は2002年からモンゴル中央県の日本語学級で学ぶ子どもたちの受け入れ事業を行っており、今年で9回目。弁論大会は子どもたちの学習意欲の向上や相互理解促進につなげようと開いており、13~17歳の10人が「私の夢」をテーマにスピーチした。

 エンフルーンさんは、二つの夢があると主張。一つは、将来日本に留学して、卒業後は日本に住むこと。もう一つは、日本で建築の勉強をして建築家になることだと紹介した。建築家になれるか自信がない時もあるが、「夢を実現させるために日本語をもっと勉強して、なりたい職業のことを研究して一生懸命頑張りたい」と話した。

 優秀賞には、バトボルド・ナムーンザヤさん(15)とレンチンドルジ・ミシェールさん(14)が選ばれた。

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