キャンベルスープ缶初公開 きょうから県博企画展

 鳥取市の鳥取県立博物館で29日に企画展「アートって、なに? ミュージアムで過ごす、みる・しる・あそぶの夏やすみ」(アート展実行委員会主催)が始まるのを前に28日、内覧会と開会式が同館で開かれた。アンディ・ウォーホルの代表作「キャンベルスープ缶」をはじめ、同館所蔵の美術品や国内外で活躍する注目作家の作品計76点を展示する。8月25日まで。

 来年3月の鳥取県立美術館開館を控え、知識の有無にかかわらず来場者が自由に会場を巡ることでアートや美術館の面白さを体験してもらおうと企画した。

 今展では県立美術館の目玉作品の一つとして購入したキャンベルスープ缶を初公開する。また、辻晋堂の「泥古庵」や土方稲嶺(とうれい)の「林和靖(りんなせい)之図」などに加え、飯川雄大、中ハシ克シゲ、藤本由紀夫ら現代作家が手がけた作品も紹介。同じ画題の絵画を比較したり、実際に触って作品や空間を体感したりと、多様な切り口から展示が楽しめる。

 同博物館美術振興課の友岡真秀主任学芸員は「老若男女問わず楽しめる。展示を通して作品の新たな見え方、気付きが体験できると期待している」と語った。

 会期中はトークイベントやワークショップもある。

 
 
 
 
 
 
 
 

 

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