襟元から県美PR 住民有志の会製作 市長にピンバッジ

 鳥取県立美術館を全国に周知するため、住民有志でつくる「美術館を応援する中部地区の会」(高橋哲也代表)が企画したピンバッジが完成し3日、高橋代表らが倉吉市役所を訪れ、出来上がったピンバッジを広田一恭市長に贈った。県内外でのPRに役立ててもらう。

 同会は、県中部地区の企業経営者らで構成。住民一人一人が広報係となり、来年3月の開館に向けて機運を盛り上げようと、市の補助金を活用するなどしてピンバッジを製作した。

 ピンバッジは、県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会が2020年3月に採用したロゴマークのデザインを利用。直径2.6センチで、擬人化した鳥取県の頭文字「と」のひらがなにベレー帽や筆、パレットなどがあしらわれている。

 完成報告で市役所を訪れた高橋代表は「まだまだ盛り上がりに欠けている。いろんな場所で県立美術館の存在を広める一つのツールになれば」と期待。早速、スーツの襟にピンバッジを付けた広田市長は「開館まで1年を切った。ピンバッジを活用し、県立美術館を積極的にアピールしていきたい」と感謝した。

 ピンバッジは千個製作。市社会福祉協議会などで購入できる(1個500円)。追加製作も予定しているという。

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