茶摘みなど紅茶工程体験 用瀬でイベント

 紅茶ができるまでの工程を体験するイベントが14日、鳥取市用瀬町別府の町民会館で開かれ、参加者は、茶摘みから茶葉の加工、紅茶の飲み比べなどを通じて、香り豊かな紅茶の魅力に触れた。

 河原城風土資産研究会(同市河原町谷一木)が企画した。講師に、紅茶の会の代表で世界緑茶協会の「O-CHAパイオニア賞」の特別大賞に選ばれた経歴を持つ、藤原一輝さんを招いた。

 参加者は、同会館近くの地元生産者が所有する茶畑で、藤原代表から指導を受けながら丁寧に茶葉を摘み取った。その後、摘んだ茶葉の水分をキッチンペーパーで拭き取り30分間手もみし、ビニール袋の中で発酵させる作業に取り組んだ。

 最後には、鳥取県の地元紅茶「とっとり有機紅茶」と、同紅茶にカモミールなどをブレンドしたものを飲み比べ、味わいや香りの違いを楽しんだ。鳥取市永楽温泉町の主婦、福本史恵さん(52)は「こんな身近に紅茶の産地があるのに驚いた。自分で摘んだものを家で味わいたい」と話した。

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