ハンセン病問題 風化させぬ 大山町の荒井さん、啓発の半生まとめ出版 2024年07月15日 地域ニュース 主要 ハンセン病問題の啓発活動を続けてきた大山町赤松の荒井玲子さん(88)が、本紙や同人誌への投稿文をまとめた「深海に生きる魚族のように-療養所のなかの入所者たち-」を出版した。強制隔離の絶望の淵で短歌を作り続けた「ハンセン病歌人」の作品に対する考察や、鳥取県出身の元患者との交流などを記した。故郷や家族を奪われた元患者の無念さを伝えるとともに、今なお残る元患者への差別や偏見の払拭(ふっしょく)を訴えている。 残り 749 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら