きれいな加茂川に 市民ら清掃ボランティア

 米子市の中心市街地を流れる加茂川で20日、「クリーンアップin加茂川」が行われた。並木橋から河口の灘町橋まで約1・7キロの間、市民ら200人が藻を取り除き周辺を清掃した。

 2011年から行われており、今年で14回目。加茂川まつり実行委員会や加茂川を美しくする運動連絡協議会、市民団体や企業、鳥取県、市などから有志が参加した。開会式で長田吉太郎同実行委員長や伊木隆司市長らが「県のスーパーボランティアの活動として取り組んでいる。歩いて楽しい加茂川にしよう」などとあいさつした。

 この日は高潮の影響で水位が高かったが、参加者は胴長の作業着を着るなどして川に入り、専用の作業道具を使ったり、両手でつかみ取ったりして藻を取り除いた。下流域にはカヤック3艇が出て、流れていたごみをたもですくった。

 生徒7人で参加した米子北高3年の安田絢香さん(17)は「藻をたくさん取ったので加茂川もきれいになると思う。いろいろな方たちと関わりながら、楽しくボランティア活動ができた」と笑顔だった。(上本康成)

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