新聞用紙大きさに驚き 子ども記者バスツアー 大王製紙で製造工程学ぶ

 鳥取県内の小学生と保護者30人が27日、「子ども記者バスツアー」(新日本海新聞社主催)で愛媛県四国中央市の大王製紙三島工場などを訪れ、新聞用紙やトイレットペーパーなどの製造工程を学んだ。

 同工場は世界有数の規模を誇り、1万種以上の紙を生産している。一行は古紙から新聞用紙が製造される設備や、紙を乾燥させる大型機械を見学し、幅約1・6メートルの新聞巻き取り用紙の大きさに驚いていた。

 トイレットペーパーなどの家庭紙を製造する同市の川之江工場を見学した。隣接する四国本社では、はがき作りに挑戦。水に溶かしたパルプから紙すきを体験し、オリジナルの作品を完成させた。

 全長207メートルの煙突「エリエールタワー」にも上り、参加者たちは工場全体や瀬戸内海を望む景色に目を輝かせていた。

 鳥取大付属小6年、坂本彩香さん(11)は「ティッシュ一枚一枚を手間暇かけて作っていると知り、もっと大切に使わないといけないと思った」と話した。

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