機運高める特製駅名板 4日、若鉄隼駅まつり

 スズキ製大型バイク「隼(ハヤブサ)」の聖地として知られる八頭町見槻中の若桜鉄道隼駅に2日、スズキのデザイナー描き下ろしの駅名板がお目見えした。4日に開かれる隼駅まつり(実行委主催)の機運を高める初の試みで、今月末まで設置される。

 2009年の初開催以来、全国から多くのライダーが集結する同まつりをさらに盛り上げたいと、隼駅を守る会の石谷優会長が昨年、駅名板設置をスズキに提案して実現した。駅名板は縦45センチ、横120センチで、バイクの図案とともに車体の「隼」の文字と同じ書体で「隼駅 Hayabusa」と描かれている。

 2日に付け替え作業が行われ、石谷会長は「一気に“バイクの聖地”という雰囲気が高まった。まつり当日に来られない帰省客などにも楽しんでもらいたい」と話した。

 隼駅とバイクの隼をモチーフにした、2024年版のオリジナルフレーム切手とステッカーセットの関係者への贈呈式もあり、日本郵便因幡地区連絡会から石谷会長らに手渡された。約千部作成され、県東部とスズキ本社のある静岡県の郵便局などで販売する。

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