鳥取県内の企業を見学し、子どもたちが自分の将来について考えるきっかけとする「とっとりのミリョク発見！発信！親子でおしごと体験ツアー」（県教委主催）が７月２９～３１日に開かれた。
２９日は、小学４～６年生とその保護者らが、電子機器開発のＬＩＭＮＯ（鳥取市立川町７丁目）と大江ノ郷自然牧場（八頭町橋本）を訪れた。同牧場を運営するひよこカンパニーから、日本最大級の平飼いを実践していることや、ブランド卵「天美卵」の誕生秘話について説明を受けた。
子どもたちはつなぎに着替え、巣箱を使った集卵に挑戦。もみ殻を敷き詰めた巣箱の中に手を入れ、卵を４個ずつ集めた。専用の器具を使ってプリン液をカップに注ぐ、パティシエの仕事も体験した。
姉妹で参加した青谷小６年の井島唯菜さん（１１）と４年の希香さん（９）は「卵の表面がきれいだった。自由研究で発表したい」と話した。
３０日は県西部の企業２社、３１日は県中部の企業２社を訪問した。
