イルミと交流堪能 吉川で地元住民催し

 若桜町吉川で夏の夜をイルミネーションで照らす「イルミネーションin吉川」が開かれた。交流施設「寄来屋」を拠点に、特産の手造りハムやこだわりポークなど地元の店が出店し、子どもから大人までが交流しながらにぎやかな夜を楽しんだ。

 同集落の村づくりグループ「吉川YYC」が毎年開いている。レトロな町並みで有名な台湾の観光地、九份(きゅうふん)をイメージし、今年から新たに150基の赤ちょうちんを設置した。

 参加者はバーベキューや若桜米のおにぎり、ビールなどを味わいながら、会話を楽しんだり、地元住民らの音楽ステージをゆったりと観賞したりした。午後8時過ぎになると、暗がりに“YYC”の文字や城などさまざまな模様のイルミネーションがくっきりと浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出していた。

 八頭高1年の吉田悠人さん(15)は「毎年参加しているが、今年はちょうちんがあってよりにぎやか。こんなふうに地元が盛り上がっていけばうれしい」と笑顔だった。(竹内涼子)

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