環境大生県内就職〝先輩〟が後押し 職場体験や交流会

 ふるさと鳥取県定住機構(斎尾安広理事長)による企業見学バスツアーが6日、鳥取市内で行われ、鳥取環境大生12人が職場見学や“ミニ仕事体験”のほか、社会人との昼食交流会を通して県内就職について理解を深めた。

 県内で就職する環境大の学生数は2割にとどまることから、鳥取の企業について知ってもらい、県内で働くイメージを持ってもらおうと企画。県内外出身の1~3年生が市内の4企業・団体を巡った。

 このうち、同市富安2丁目の新日本海新聞社と日本海ケーブルネットワークでは、学生たちは書いた記事を配置して紙面を作る「整理」や、本物の放送機材を使った模擬リポートに挑戦し、マスメディアの業務や役割を学んだ。

 小林歩未さん(20)は「『記事が行政を動かした』という言葉が印象的だった。新聞が持つ影響力の大きさを改めて感じた。鳥取の未来を担う自分たちが、鳥取県のことを知って、伝えることが大切だと思った」と話していた。

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