久松山に鎮魂の灯 平和願い「大」文字

 鳥取市の久松山山頂に13日夜、災害犠牲者らへの鎮魂の祈りをささげる「大」文字が浮かび上がった。約4500個の発光ダイオード(LED)で描かれ、15日まで毎晩点灯する。

 大文字の点灯は、地元住民らでつくる、久松山を考える会(奥田博昭会長)が2011年の東日本大震災をきっかけに始めた。同様に多くの犠牲者を出した鳥取地震と鳥取大火などの大災害を忘れてはならないと、久松地区公民館や住みよい久松地区をつくる会と共に実施している。

 お盆時期の点灯は今年で14回目。暗がりの中に縦横およそ25メートルの文字が浮かび上がった。点灯時間は午後6時45分~10時。

 同会事務局長の木村昭彦さん(69)は「自然災害などに遭われた方々の鎮魂や、これからの平和を願う気持ちを表している。帰省客などにもご覧いただきたい」と話した。

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