小学生アイデア市長に施策提言 鳥取市こども未来会議

 鳥取市の小学生が深沢義彦市長に施策を提言する「市こども未来会議」が市役所で開かれた。児童らは子育てや防災などのテーマに沿ってアイデアをまとめ、“児童議員”として施策を直接提案した。

 同会議には、市内の小学校8校の4~6年生計30人が参加。グループに分かれて、小学校生活▽子育て▽防災▽まちづくり-の4テーマに沿って提案内容を話し合った。

 児童らは、鳥取市役所7階にある本会議場で、市の幹部や市議会議員らを前に、グループで考えた施策を発表した。学校生活について提案した岩倉小6年の国政遙希さん(11)と土居奏太さん(12)は、「進学時に友達も作りやすくなり、コミュニケーション能力も向上できる」として、他校の児童と交流する機会を増やすよう求めた。

 深沢市長は「中学校への進学は、友達も生活も変わり不安を感じることもある。小学校のうちに他校と交流する機会を増やせるよう市教委と話し合い、取り組みを進めたい」と答えた。(西田周平)

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