夏の娯楽、夜に着目 涼しい時間に集客狙う 猛暑続き、新たな動向

  • 皆生温泉旅館組合が連日打ち上げた花火。催しや飲食を目当てに大勢の人が訪れた=8月8日、米子市の皆生温泉海遊ビーチ

 記録的な猛暑となった今年の夏。鳥取県内でも日中に外出を控える動きが広がり、集客が振るわなかった観光地や海水浴場も相次いだ。こうした中、日が沈む前後の比較的涼しい時間帯を選ぶイベントや施設が増えてきた。毎年のように繰り返される猛暑が新たな「夜の魅力づくり」につながるのか、動向に注目した。

 7月27日から先月18日まで米子市の皆生温泉海遊ビーチで開かれた「かいけ夜あそビーチ」。海辺に設置されたテラス付き施設を会場に、夏祭りの雰囲気を楽しめる縁日が開かれ、浴衣姿の親子連れなどでにぎわった。期間中は毎日午後9時15分に花火が打ち上げられ、旅館や周辺地区からも多くの人が集まった。

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