鳥取県内3市町の伝建巡ろう デジタルdeスタンプラリー開始

 全国127地区の伝統的建造物群保存地区(伝建地区)を巡ると、各地の名産品が抽選でもらえる「伝建デジタルdeスタンプラリー」が始まった。鳥取県内でも倉吉市と大山町、若桜町の各伝建地区でスタンプが獲得でき、関係者は「地元の伝建地区の魅力をあらためて知る機会に」と参加を呼びかける。

 伝建地区がある105市町村でつくる、全国伝統的建造物群保存地区協議会が、来年の伝建地区制度開始50周年を記念して2026年1月25日まで実施する。期間中にスマートフォンで参加登録し、全国の伝建地区のデジタルスタンプを5個集めると3千円分、10個で5千円分の、伝建地区がある市町村の名産品プレゼント抽選に応募できる。

 県内では倉吉市の打吹玉川地区と大山町の所子地区、若桜町の若桜地区が伝建地区に選定されており、気軽に3カ所のスタンプを集めることができる。

 このうち、明治期から昭和中期までに建てられた町家や敷地背面に土蔵が立ち並ぶ商家町が選定されている若桜町の担当者は「伝建をひとつの切り口として、若桜にも足を伸ばしてもらえたら」と期待する。

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