かっこよく、懐かしい 29日、クラシックカー集結 三朝でフェスタ

 国内外の名車が集う「ミササラドンクラシックカーフェスタ2024」(実行委主催)が29日、三朝町内で開かれる。戦前の車など愛好家自慢の愛車が一堂に集まり、相沢涼太実行委員長は「今ではなかなかお目にかかれない車ばかり。子どもには車のかっこよさ、大人には懐かしい気持ちを感じてもらえたら」と意気込んでいる。

 昨年、三朝町制70周年に併せて初めて開催し、千人を超える愛好家らでにぎわった。今年も愛好家をはじめ、新たな三朝温泉ファンの獲得につなげようと実施を決めた。

 主会場となる同町横手のふるさと健康むらには、1930年式のオースチン・7や32年式のフォード・モデルBなど、戦前から現役で走り続ける正真正銘のクラシックカーが登場。発売から半世紀以上経過しても根強い人気を誇るプリンス・スカイライン2000GT―Aやスバル360、スズキの大型バイク「ハヤブサ」のエンジンを載せたダイハツ・ミラジーノなど、計32台がずらりと並ぶ。

 ほかにも、参加車が温泉街を走るパレードランや働く車の体験コーナー、イベントステージ、飲食・物販ブースの出店など多彩な催しを展開。昨年同様、世界中から希少なビンテージ車を集める「ジーライオンミュージアム」(大阪市)の展示もある。

 相沢実行委員長は「ただの“移動手段”ではない、こだわりが詰まった車を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 ◇同フェスタの開催時間は午前9時半~午後3時。入場無料。

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