人気漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんの出身地を巡るシールラリー「コナン・平次と隠れた名所を探せ！」（実行委主催、新日本海新聞社など共催）が２日、北栄町由良宿の青山剛昌ふるさと館を拠点に開幕した。コナンファンらは提示された手がかりをもとに辺りを探索し、答えを導き出した。
シールラリーは、町内６カ所のチェックポイントを巡り、キャラクターを探すイベント。台紙にシールを貼ってゴールすると、オリジナルクリアファイルがもらえる。
この日、青山さんの両親ら関係者が出席して同館で行われた開幕式で、手嶋俊樹町長は「たくさんの人に来てもらい、北栄町の隠れた名所を交流サイト（ＳＮＳ）などで広めてほしい」と呼びかけた。
参加者は早速、台紙を手に町内を周遊し、チェックポイントにあるヒントをもとにキャラクターを捜索。千葉県鎌ケ谷市の高橋乙葉さん（１９）は「３０周年イベントを楽しみにしていた。頑張って全てのチェックポイントを回りたい」と声を弾ませた。
イベントは１１月４日まで。午前９時半から午後４時半まで、入館者を対象に参加を受け付ける。また、同館では１２月１日まで、連載３０周年記念の企画展を開催している。（田中羽翼）
