【被団協に平和賞】核を抑止した思想と哲学、被爆者へ畏敬の念

「特別評論」共同通信太田正克編集委員

  •  2010年5月、NPT再検討会議で、自らの写真を手に被爆体験を話す谷口稜曄さん=米ニューヨーク(共同)

 8年前の10月の長崎、気温30度近い日だった。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が2016年のノーベル平和賞を受賞するとの下馬評が流れる中、どうしても話がしたかった被爆者を訪ねた。

 白地に青の細い...

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