米子市役所食堂に牛骨ラーメン登場 2024年3月まで月1提供

 鳥取県中西部のソウルフードとして愛される牛骨ラーメンをより身近に感じてもらおうと、米子市役所の食堂ベルデで20日、牛骨ラーメンの限定販売が行われた。同市淀江町西原の人気店「ラーメン悟空」が協力し、牛骨ラーメンやチャーハンを提供。食堂では来年3月まで月1回提供し、春以降のメニュー定着を目指す。

 

 同店の林原尋生店長(43)から食堂を運営する魚国総本社に牛骨ラーメン提供の提案があり実現。スープや食材は同店が用意し、林原店長らが食堂スタッフに作り方などを指導しながらラーメンを提供した。

 牛骨ラーメンは同店で提供している塩と、この日のために新作した濃い口しょうゆの2種類のほか、チャーハンとベルデ特製唐揚げを販売。麺は200食分用意したが、スープがなくなったため開店から2時間半で180食が完売。食堂は開業以来、最多の人出だったという。

 食堂は市職員だけでなく市民問わず一般の人が誰でも利用できる。実際にラーメンを食べた伊木隆司市長は「定番化して多くの方が気軽に牛骨ラーメンを味わえるまちにしていきたい」と期待。林原店長は「たくさんの方に食べていただいて、米子市が牛骨ラーメンで盛り上がるとうれしい」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事