「第44回日本海駅伝競走大会」(鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)と「南部忠平杯第39回くらよし女子駅伝競走大会」(倉吉市、鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)の開会式が12日、鳥取県倉吉市のエースパック未来中心で開かれ、全国各地から集まった高校生ランナーが伯耆路での熱走を誓った。
大会は13日、倉吉市営陸上競技場を発着点に「くらよし女子」が午前10時、男子の「日本海」が正午にスタート。日本海は89チーム、くらよし女子は51チームが出場し、倉吉、湯梨浜、三朝の1市2町のコースでたすきをつなぐ。
開会式で、鳥取陸協の加藤幸副会長が「全国高校駅伝の前哨戦。最高のパフォーマンスを発揮し、友達や家族、沿道の皆さんに感動を与える走りを期待」とあいさつ。倉吉市の広田一恭市長、新日本海新聞社中部本社の小谷和之総局長らが選手を激励した。
選手を代表し、昨年の日本海駅伝総合優勝の洛南高(京都府)3年の八木沢来太選手、昨年のくらよし女子駅伝総合優勝の立命館宇治高(同)2年の小林美友選手が「高校生の夢を炎と燃やし、粘り強くたくましく、伯耆路を堂々と走り抜くことを誓います」と力強く宣誓した。