開園100年の植物園に未知の危機もたらす気候変動

「地球沸騰化の時代」100年後を信じ、深い森つくる

  •  開園前からこの場所に植わっている推定樹齢約300年のアキニレ
  •  黄色い葉を落とすサクラを見つめる中井貞さん
  •  7月の高温と日照量の多さも早く枯れた原因という
  •  京都市で捕獲された「クビアカツヤカミキリ」(京都府自然環境保全課提供)
  •  樹木をパトロールするボランティアグループの青木籌子さん

 100年前の植物の専門家たちは、国連事務総長が「地球沸騰化」と警告する昨今の気候変動を想像しただろうか。京都府立植物園(京都市左京区)は1924(大正13)年に開園した日本最古の公立の総合植物園で、...

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