冬の使者 続々と 日野のオシドリ観察小屋

 鳥取県の鳥・オシドリが越冬のため、同県日野町の日野川に続々と飛来し、奥日野に冬の気配が漂い始めている。1日には同町根雨の日野高グラウンド内のオシドリ観察小屋がオープン。オシドリが水面を泳いだり、つがいで寄り添ったりする姿を間近に見ることができる。

 オシドリはカモ科の水鳥で、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、西日本などで越冬する。オスは鮮やかなだいだい色の銀杏羽(いちょうば)が特徴。寒くなるにつれ、色合いの鮮やかさが増す。

 観察小屋を運営する同町によると、1日朝は200羽以上を確認。12月下旬から来年3月上旬にかけてピークを迎え、約800羽が飛来するという。

 町産業振興課の三好郁瑠主事は「オシドリは雄と雌の仲むつまじい姿がとても魅力的。おすすめの観察時間は朝の7時から9時と夕方の3時から5時。オシドリがたくさん来るので迫力がある」と話した。

 観察小屋は来年3月31日まで開館。毎月第2、4水曜日と12月31日、来年1月1日は閉館日。

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