「みなとオアシスSea級グルメ全国大会in境港」(みなとオアシス全国協議会、実行委員会主催)が9、10両日、境港市竹内団地の境夢みなとターミナル駐車場をメイン会場に開かれる。海の幸を使った全国32地域のご当地グルメが集合し、来場者の投票でグランプリを決める。
全国大会は、港湾を地域振興に生かす国土交通省の「みなとオアシス」に登録された地域で毎年開催。山陰では初めてで、「にぎわい」と「環境」をメインテーマに関連イベントも展開し、2日間で5万人の来場を見込んでいる。
ターミナルでは、海産物を使ったカレーや麺類、バーガー、ご飯類など北海道から鹿児島県までのグルメを1食300~600円で販売。境港からは「元祖牛骨モサエビらーめん」が出品される。能登半島の特産物も販売し、収益金を被災地に寄付する。
隣接する夢みなと公園では、境港青年会議所が「さかい夢みなと朝市」を開催し、45店が出店を予定。境港市で初開催となる自転車BMXのイベントなどを展開する。両会場で音楽などのステージがある。
会場で排出される食器などのプラスチック類は全て回収し、再資源化する。実行委会長の伊達憲太郎市長は「境港は海洋プラスチックごみ対策にいち早く取り組んできた。海の環境を守るというメッセージを発信したい」と話した。
◇両日とも午前10時~午後4時。10日の投票は午後2時まで(販売は同4時まで)。入場無料。