「保険診療はもう限界」追い詰められた若手医師、次々に美容整形医へ…

残った医師がさらに長時間労働の「悪循環」

  •  外科専門医から美容医師に転身した小山大河さん(仮名)=2024年4月27日
  •  小山さんの外科専門医の認定証=2024年10月14日(本人提供、写真を一部加工しています)
  •  美容医師に転身し、プライベートの時間を楽しめるようになった=小山さん提供
  •  日医総研が2022年5月に公表したレポート。「保険外の自由診療の診療科に従事する医師の流出を防ぎきれていない」と危機感を示している
  •  オンラインインタビューに応じる村上正泰・山形大大学院教授=10月1日

 総合病院に勤務していた外科医の小山大河さん(仮名)は、限界を感じていた。研修医時代から長時間労働が続き、疲弊しきっている。残業が少ない病院に移ったものの、医師が少ないため常に呼び出される恐れがあり、...

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