倉吉市にゆかりのある「南総里見八犬伝」をモデルに生まれたオリジナルコンテンツ「倉吉八犬伝」のキャラクターが、100満ボルト倉吉本店(同市河北町)の壁面に登場した。白壁土蔵群を背景にイケメン八犬士が並び、来店客の目を楽しませている。
倉吉八犬伝は、倉吉観光MICE協会や同市、倉吉商工会議所など官民13団体が連携して制作。八犬士役に人気声優を起用し、バーチャルドラマツアーやスタンプラリーなどを通じて誘客を図っている。
同店では、映画「八犬伝」の公開で注目を浴びている同コンテンツを活用して同市をPRしようと、10月末の大規模リニューアルに合わせて壁面のイラストを一新。正面出入り口を挟んだ左右のガラス面には、高さ約3メートル、幅約10メートルの八犬士が掲示されている。
同店を経営するいとう電器本店の伊東英知郎社長は「長く愛される作品になってほしい。これを機に、新しくなった店舗にも足を運んでもらえたら」と話した。