鳥取工業高(鳥取市生山)の建設工学科3年生6人が27日、鳥取県教育センター(同市湖山町北5丁目)で、塗料が剝がれてしまった駐車場の白線を塗り直した。
生徒らは、はみ出さないように白線の周りにマスキングテープを貼った後、専用の塗料をローラーで塗った。アスファルトの割れ目や穴などにも塗り残しがないようローラーの先端をうまく使い、丁寧に作業を進めていった。
作業は来月上旬までに3日間にわたって行い、計60台分の白線を塗装する予定という。河崎莉奈さん(18)は「住んでいる町に貢献できてうれしい」と話した。
授業で学んだ測量技術や施工技術を地域貢献に生かす取り組みの一環で実施した。同科の生徒はこれまでにも、鳥取産業体育館(同市天神町)の産業廃棄物回収ボックスを作り直すなど地域で活躍している。