塀のない刑務所で社会復帰につなげる

寛容と憎しみ抱えて、境界から㊼ノルウェー

  •  バルドレス刑務所の居室で日々の生活を語るゲイル・ヒルセン。窓に鉄格子はなく開け閉めも自由だ=2024年9月(撮影・川上真、共同)
  •  2011年のテロ事件で娘を失ったリスベス・ロイネランド。被害者遺族の団体で活動を続けている=2024年9月、オスロ市内(撮影・川上真、共同)
  •  ノルウェー・ベストレスリドレ

 ぬくもりのある日差しが湖面を照らし、山々の緑が一層まぶしく感じられた。コーヒーを手にした10人ほどの男たちが、屋外のベンチで談笑している。「日本から来たのかい? カワサキ、サカイデ…いろんな場所に行...

残り 2143 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事