運送業の中浜運輸(米子市彦名町、阿部修社長)の新倉庫が境港市の竹内工業団地内に完成し、15日に現地で竣工(しゅんこう)式があった。
トラック運転手の残業規制強化に伴う人手不足で物流が滞る「2024年問題」への対応などを目的に建設。新設した倉庫は鉄骨造平屋建て、延べ床面積約3800平方メートル。安全性を確保しながらコンテナを効率的に運べるよう、駐車スペースに傾斜を設けた。
式には関係者約30人が出席。阿部社長は「新たな気持ちで再スタートを切りたい。少しでも地域に恩返しができるように励む」と意気込みを語った。