今季の初滑り満喫 スカイバレイとハチ北オープン さらなる降雪期待

 ハチ北スキー場(香美町村岡区大笹)とスカイバレイスキー場(同区中大谷)が21日、今シーズンの営業を開始した。一定の積雪量があり、大部分のゲレンデが滑走可能な状態となっており、当初の予定通りオープン。初日の両スキー場には、県内外から大勢のスキーヤーやスノーボーダーが訪れ、待望の初滑りを満喫した。

 関西最大級とされるハチ北スキー場の初日の積雪量は中央ゲレンデが60センチ。このほかのゲレンデを含む全体の約8割が、初日から滑走可能な状態となっていた。

 時折雨が降るあいにくの天候だったが、ゲレンデには、早朝から京阪神などからの来場者が続々と訪れ、色とりどりのウエアを着たスキーヤーやスノーボーダーたちが、雪原に曲線を描きながらさっそうと滑り降りていた。

 岐阜県から訪れた専門学校生の松久蓮太郎さん(22)は「ハチ北は初めてだが滑りやすい。朝から来ていて15回以上は滑っており、結構調子が良い。みんなと滑れて楽しい」と、友人とのスノーボードを満喫していた。

 同スキー場を運営する鉢伏開発観光ハチ北事務所の田水聡将所長(55)は「思った以上の雪があり、予定通りオープンできてうれしい。雪に恵まれて、シーズンを通してみなさんに楽しんでいただければ」と、今後のさらなる降雪に期待していた。

 美方郡内ではこのほか、おじろスキー場(香美町小代区大谷)が22日にオープンする予定。但馬牧場公園スキー場(新温泉町丹土)は積雪不足のため、オープン日は未定としている。

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