行政書士法人ORCA(米子市上福原・倉敷昭久代表)を中核とする同法人グループは22日、同市内のひとり親家庭にクリスマスケーキ50個を贈った。活動は24日も予定し、2日間で計130個を贈る。
同法人グループは、100年以上続く士業事務所を目指す志「百年士業」を掲げる。達成には、地域社会への貢献が不可欠と考え、2021年から同様の活動を継続。従業員の有志約40人が、事前申し込みのあったひとり親家庭へ直接訪問するほか、子ども食堂でケーキを贈呈する。
子ども食堂などを運営する「さちカフェ」(同市米原5丁目)では22日、サンタクロースなどの衣装に身を包んだ従業員が「メリークリスマス」と申込者を歓迎。ケーキを受け取った人々は「物価高もあって、とても助かった」などと喜んでいた。
従業員で行政書士の山本泰之さん(32)は「感謝のコメントや喜ばれた顔から元気をもらった。地域の笑顔を活力に『百年士業』に向けて今後も続けていきたい」と思いを込めた。