鳥取県東部と兵庫県北但西部の1市6町で構成する「麒麟(きりん)のまち圏域」の観光振興を担う地域連携DMO「麒麟のまち観光局」は、クーポン券などがもらえるスタンプラリーを実施している。スタンプは圏域内の観光施設などにあり、参加者にスタンプを集めながら構成市町を周遊してもらう狙い。2025年3月末まで。
参加者は、同観光局の圏域PR事業「このへん共和国」に会員登録する。その後、マイページから起動したカメラで、設置してあるQRコードを読み取るとスタンプを獲得できる。
QRコードは道の駅や宿泊施設、土産物店など計59カ所に設置されている。1市6町のうち3自治体でスタンプを獲得した場合、圏域の名所や特産をイラストで紹介するシール、5自治体の場合、スタンプラリーに協力している圏域内の店舗で使える千円クーポンを先着千人がもらえる。また、3自治体を巡った人の中から抽選で、鳥取和牛や但馬牛なども当たるチャンスがある。
同観光局地域づくり部の市谷沙織部長補佐は「ぜひこの機会に行ったことのない地域を巡ってもらい、魅力を発見してほしい」と話した。