若桜町屋堂羅の若桜郷土文化の里たくみの館の裏山で、子どもなどを対象にした手作り巣箱の取り付け作業があった。地元の親子やボランティアら計１６人が参加し、タレントでプロバードウォッチャーの「♪鳥くん」の解説を聞きながら楽しい時間を過ごした。
巣箱は木製で、縦４５センチ、横２１センチの大きさ。昨年８月に同館で開かれたイベントで子どもが完成させていた。
参加者は「♪鳥くん」から巣箱を設置する箇所などの解説を聞いた。その後、巣箱に鳥の布団となる木くずを敷き、日当たりや枝の張り具合、はしごがかけられるかなどを考えながら取り付ける木を探し、大人が高さ７～１３メートルほどの木に設置した。
同館の村山洋子館長は「参加者からは『どんな鳥がやってくるか楽しみ』などの声が聞かれた。みんなでバードウオッチングもできれば」と話した。
