3団体1人に栄冠 県内トップ切り八頭町の表彰式 日本海新聞ふるさと大賞2024

 地域活性化とスポーツ文化振興に貢献した個人・団体を顕彰する、日本海新聞ふるさと大賞2024(日本海新聞ふるさと創り事業団主催、鳥取県内各市町村、日本海新聞販売店会、新日本海新聞社共催)の八頭町の表彰式が13日、県内トップを切り同町役場であった。地域貢献賞2団体、スポーツ文化功労賞に1人と1団体が表彰された。

 地域貢献賞はオオサンショウウオの観察や環境保護を通じた地域のつながりづくり、高齢者の生きがいづくりに取り組む、中私都地区まちづくり委員会(丸山長智委員長、19人)と地区公民館や老人クラブと協力し高齢者交流や介護予防に注力する、隼地区まちづくり委員会(西村恵美子委員長、12人)が選ばれた。

 スポーツ文化功労賞は、全国中学校駅伝や都道府県対抗女子駅伝での力走が光った八頭中駅伝部の鵜飼そよかさん(3年)と、鳥取県中学校総合体育大会で男子・女子ともに優勝し、全国大会でも健闘した、八頭中駅伝部(11人)に贈られた。

 表彰式には、吉田英人町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の坂本正則理事らが出席した。吉田町長が受賞者に賞状を手渡し「地域資源を生かした取り組みは地域の活性化につながっている。中学生の活躍もすばらしく、町の誇り。絆を大切に尽力してほしい」とたたえた。受賞者を代表して八頭中駅伝部の鵜飼さん(15)が「感謝の気持ちを忘れず新たな目標に向けて努力し、地域の方に恩返ししたい」と謝辞を述べた。
(松田博美)

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