米子松蔭センバツ切符 33年ぶり2度目出場

 第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、鳥取県から米子松蔭(米子市二本木、長崎成輝校長)が選ばれた。校名変更前の米子商時代の1992年以来33年ぶり2度目の出場となる快挙を成し遂げた部員らは歓喜に沸いた。

 

 米子松蔭は昨年秋の県大会で2位となり、選抜大会出場校選考の重要資料となる中国大会で決勝に進出した。優勝校で神宮大会でも準優勝した広島商に3-6で敗れたものの、いったん逆転する粘りを見せた点が評価された。制球力に優れる1年生右腕の新里がテンポ良く投げ、野手陣が堅守でもり立てる。

 県勢の選出は2023年の鳥取城北以来2年ぶり。中国地区の一般選考2枠のうちの1校に決まった。組み合わせ抽選会は3月7日に行われる。

 平井伸治鳥取県知事の話 選抜出場おめでとう。持てる力を爆発させ、これまで4度甲子園で果たせなかった夢をかなえられるよう、米子松蔭旋風を巻き起こしてほしい。県民と共に応援する。

 伊木隆司米子市長の話 夢舞台への切符を手にした皆さんにお祝い申し上げる。ひたむきさ、粘り強さが評価されたことをうれしく思う。はつらつとしたプレーを甲子園で見られる日を心待ちにしている。

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