但馬の特産品に舌鼓 道の駅神鍋高原 事始めまつり初開催

 但馬地域の特産品をPRする「第1回神鍋事始めまつり」(日高振興公社主催)が8日、道の駅神鍋高原(豊岡市日高町栗栖野)で開かれた。雪が降り積もる中、家族連れやスキー客らが来場し、特産品の試食や試飲を楽しんだ。

 1年間の農作業を始める日とされる「事始め」に合わせ、寒い冬の時期に、但馬地域のおいしい特産品を食べて飲んで元気になってもらおうと、初めて企画した。

 まつりには、香美町の酒造会社「香住鶴」や水産加工会社「ハマダセイ」、豊岡市のぶどう農家「吉岡ぶどう園」など、同地域内の5事業所が出店。期間限定の日本酒の試飲や販売、同市特産の豊岡ぶどうを使った「干しぶどう」の試食と販売などが行われた。とち餅ぜんざいの販売もあり、来場者は冷えた体を温めながら、特産品に舌鼓を打っていた。

 同道の駅の上田直義駅長は「来年も続けていきたい。こんなものが但馬にあったのかと、地元の方にも再発見していただく機会になれば」と話した。

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