境港市の水木しげるロードで夜の歩道に映し出される妖怪影絵に15日、春休みにちなんだ図柄が登場する。4月17日まで。
期間限定の影絵は、ひな人形に扮(ふん)した鬼太郎とねこ娘や卒業証書が入った筒を持つ目玉おやじ、花見を楽しむ子泣き爺(じじい)とねずみ男など6種類。桜やチューリップの花なども描かれ、春らしさを演出している。
14日夜に投影板の取り換え作業があり、影絵が歩道に浮かび上がると観光客や市民が見入っていた。観光で神戸市から訪れた大学3年の工藤彩花さん(20)は「影絵があるのを初めて知った。季節の変化を感じられて楽しい」と話した。