3月16日に開催される「鳥取マラソン2025」の出場者を対象にしたランニング教室(鳥取県、鳥取市、鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)が15日、鳥取市布勢のヤマタスポーツパーク陸上競技場で開かれた。参加した41人は、完走や記録更新などそれぞれの目標に向け、元実業団選手やマネジャーから指導を受けた。
鳥取県トヨタ販売店グループとトヨタ自動車陸上長距離部の協力で開催。講師は、同部OBで、神奈川大が優勝した2017年全日本大学駅伝で1区を走った山藤篤司さんと、同部のマネジャーだった安広丈さんの2人が務めた。
教室で2人は、走る際に体がぶれないよう体幹を鍛えるトレーニングや、長距離を走りきるために無駄な力が入らない方法などを伝授。「目線はまっすぐ」「重心を意識して」と繰り返し声をかけていた。
マラソン歴10年で鳥取マラソンに何度も出場しているという鳥取市浜坂東1丁目の山根一美さん(65)は「体幹が弱いことがよく分かった。教えてもらったことを続ければ、より良い走りができるイメージが持てた」と話していた。