アマチュア囲碁の鳥取県内最高峰を決める「第28回県アマ囲碁名人戦」(新日本海新聞社主催、県囲碁連盟後援)が16日、倉吉市下田中町の中部囲碁会館で開幕した。準決勝まで行われ、第27期名人の秋藤伸一七段(55)=倉吉市上井=と、第26期名人の門脇宏幸七段(43)=大山町平木=が、23日に同会館で行われる決勝3番碁に駒を進めた。決勝戦は初顔合わせとなる。
大会は東中西部の各地区から15人と、昨年の優勝者である秋藤伸一県名人がシード選手として出場し、トーナメント形式で対局。中学2年生を含む若手とベテラン勢が盤上で熱い攻防戦を繰り広げた。
結果は次の通り(▲は先番)。敬称略。
【出場者】秋藤伸一(シード選手)、恩田胤之、新田雅、水谷浩、秋藤駿介、村河直樹、米原勇夫、久野昭彦、瀬尾悠平、津和野道雄、加須屋正義、門脇宏幸、大津理恵、片山克己、小谷浩之、飯田和也
◇1回戦=▲秋藤伸(19目半)恩田、▲新田(中押し)水谷、秋藤駿(8目半)村河、米原(時間切れ)▲久野、津和野(中押し)▲瀬尾、▲門脇(中押し)加須屋、大津(中押し)▲片山、▲飯田(中押し)小谷
◇2回戦=秋藤伸(33目半)▲新田、▲米原(14目半)秋藤駿、門脇(中押し)▲津和野、▲飯田(中押し)大津
◇準決勝=▲秋藤伸(20目半)米原、▲門脇(棄権)飯田