【写真グラフ】目を見張る荘厳な大山

 厳しい寒さが続く中国地方最高峰の国立公園・大山(1729メートル)。好天に恵まれた14日、夏山登山道を登り、冬の大山の表情をスケッチした。霧氷の樹林帯を抜けると、6合目からは氷のかけらを敷き詰めたような斜面が待っていた。アイゼンをしっかり効かせ、一歩ずつ丁寧に登る。弥山山頂では、登山者らが研ぎ澄ました剣ケ峰の稜線(りょうせん)に目を見張った。

コントラスト 稜線のコントラストが映える剣ケ峰を弥山山頂から望む登山者
雪の家 雪のオブジェと化した山頂避難小屋
隣り合わせ 雪の大山は危険と隣り合わせ。稜線にせり出した雪庇には注意が必要だ(8合目付近)
慎重に 氷のかけらを敷き詰めたような斜面を慎重に下る登山者(7合目付近)
包まれる 雪の斜面にすっぽり包まれそうな6合目避難小屋

 注 意  雪山登山はリスクをしっかりと認識し十分な装備、万全の体調で臨みたい。その上で、登山届を提出する▽単独行動は避ける▽気象条件を常に確認する▽携帯電話と予備バッテリーを装備する▽天候の悪化時、体調不良時は無理せず引き返す▽雪崩が起きやすい場所や雪庇(せっぴ)などの危険箇所には近づかない-などを徹底する必要がある。

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