鳥取短期大幼児教育保育学科のオペレッタ「アラジンと魔法のランプ」が23日、倉吉市のエースパック未来中心で上演された。学生らが1年間かけて台本や歌などを手がけた公演で、伸びやかな歌声や演技が来場した親子連れらを魅了した。
津上崇研究室の2年生9人による舞台で、アラジンが魔法のランプから出てきたジーニーとジャスミンを助け出す物語。学生らは美しい歌声と迫真の演技を披露し、ユーモラスな演出も交えて来場者を物語の世界へいざなった。このほか、同短期大2年の遠藤聡志さん作の絵本「ネコとヨルバス」の読み聞かせや同短期大OB・OGによる「うたのおにいさん・おねえさんステージ」もあった。
アラジン役の横田千明さん(20)は「お客さんが多くて緊張した。大きな舞台では表現が難しいが、声や動きで伝わってほしいと思って演じた」と話した。津上准教授は「今日が一番良い出来だった。卒業後も今日の舞台がこれからの励みになると思う」と評価した。