美容医療サービスやエステティックサービス、語学教室や学習塾など、一定期間にわたって継続的に受けるサービスがあります。このようなサービスでは、高額料金の一括前払いを行うケースがありますが、契約期間中に事業者が倒産し、サービスも受けられなくなり、返金もされないという事例が発生しています。
一般消費者が、当該事業者の経営状況等を把握することは容易ではありませんが、契約内容や支払い方法等を検討することにより、万一倒産した場合の被害を減らすことができる可能性があります。長期間にわたる契約を行う際は、慎重に行いましょう。
●消費者へのアドバイス
・事業者が「前受金保全措置」※を講じているか否か、講じている場合にはその内容を、契約書面等で確認しましょう。
※金融機関の保証等、サービス提供事業者が万一倒産した場合であっても、一般債権者に優先して弁済が受けられるもの
・都度払いや月払いなどの、一括前払い以外の支払い方法がないか確認しましょう。
詳しくは、消費者庁のホームページをご覧ください。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_041
困ったとき、不安に思ったときは、身近な消費生活相談窓口につながる消費者ホットライン「188」にご相談ください。
また、国民生活センターのホームページ「消費者トラブルFAQ」では、消費者トラブルの対処法を紹介しています。
https://www.faq.kokusen.go.jp/?site_domain=default
情報発信:鳥取県消費生活センター