非常持ち出し袋高齢者らに寄贈 倉吉市社協と市共同募金委

 倉吉市社会福祉協議会(坂本操会長)と市共同募金委員会(会長・広田一恭倉吉市長)は、市内に住む独居高齢者や障害のある人たちに災害時非常持ち出し袋を贈った。非常持ち出し袋は、児童民生員などを通じて308人に届けられる。

 同市福吉町の倉吉福祉センターで贈呈式があり、坂本会長と広田市長が「必要な物を加えながら、命を守るために使ってほしい」とあいさつ。高齢者と障害者の代表者に、非常用トイレグッズや水筒など8種類の防災道具が入った持ち出し袋を手渡した。受け取った同市八幡町の宿見浩さん(67)は「災害は避けて通れない。これを機に、改めて防災について考えたい」と感謝した。

 この取り組みは、見守りが必要な人たちに地域とのつながりを持ってもらおうと、市の歳末たすけあい募金運動への寄付を活用して2005年から毎年行われている。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事